首こりに悩まされている方の中には、単に首がこって辛いだけでなく、息苦しいと感じる方もいるかもしれません。
実は、首こりと息苦しさには深い関係があります。
この記事では、首こりが引き起こす息苦しさの理由をはじめ、首こりが起こる原因と対策方法を徹底解説します。
さらに、首こりになりやすいかどうかのチェックリストと首こり解消が期待できるストレッチも紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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お近くのNAORU整体を探す首こりで息苦しさを感じる理由
首こりと息苦しさは、一見無関係のように思えますが、実際には深い関係性があるのです。
首こりによって息苦しいと感じる理由を考える上では、以下の3点が重要になってきます。
①首は脳と体を繋ぐ重要な通り道
②自律神経への影響
③筋肉の疲労蓄積
それでは1つずつ詳しく解説していきましょう。
首は脳と体を繋ぐ重要な通り道
首には、脳と体を繋ぐ神経が通っており、その中心には脊髄が存在します。
脳からの信号はこの脊髄を通って、首→背中→腰へと全身に伝わっていきます。
首がこり固まると神経の働きが乱れやすくなり、首だけでなく全身に影響を及ぼしかねません。
自律神経への影響
自律神経は、呼吸・心拍・消化など、人間が無意識に行う体の機能を調節する役割を担っています。
首こりが発生すると、首の筋肉や神経が圧迫され、自律神経の働きが低下してしまうのです。
すると、呼吸が浅くなる、動悸がする、めまいを感じるなどの症状が現れることがあり、息苦しいと感じる一因となります。
筋肉の疲労蓄積
首の筋肉はとても繊細で、特に他の部分に比べて疲労が溜まりやすい傾向にあります。
重たい頭を支え続けるため筋肉の負担は非常に大きく、首には慢性的な疲労が蓄積しやすいのです。
この筋肉の疲労が首から背中に広がると、深い呼吸がしづらくなり、息苦しいと感じることも少なくありません。
首こりの原因と対策
首こりと息苦しさの関係性についてはご理解いただけたかと思いますが、そもそもなぜ首こりが生じてしまうのでしょうか?
首こりの主な原因は以下の4点です。
①姿勢の悪さ
②寝具の問題
③運動不足
④眼精疲労
上記の原因に合わせた対策方法とともにご紹介します。
①姿勢の悪さ
不適切な姿勢は首に余計な負担をかけるため、首こりを招く最も大きな原因だと言えるでしょう。
特に、長時間にわたって前かがみの姿勢や猫背で作業をすることが多いと、首への負担が増し、筋肉が硬直して、首の筋肉が凝り固まってしまいます。
パソコンやスマートフォンを使うときはモニターの高さや角度を調整して目線を水平に保つようにしましょう。
また、適度に休憩をとって、首や肩をほぐすストレッチを行うように意識してください。
②寝具の問題
枕やマットレスが自分の体に合っていない場合、睡眠中に首や肩に不自然な負担がかかるため、首こりの原因となりかねません。
特に、枕の高さや硬さが合っていないと、頚椎の位置が不安定になり、首の筋肉が緊張しやすくなります。
枕は頚椎が自然な位置に保たれる高さに調整し、頭と首をしっかり支えてくれるものを選びましょう。
マットレスも自分の体型や寝姿勢に合ったものを選び、寝るときの体の負担を最小限に抑えるようにしてください。
③運動不足
運動不足は筋肉の柔軟性を低下させたり血行を悪化させる原因となります。
筋力が低下すると首の筋肉が頭の重さを支えきれなくなり、首こりを引き起こしやすいです。
定期的に軽い運動やストレッチを行うことで、筋力アップと同時に、筋肉をほぐして血行を促進することができます。
ウォーキング・ヨガ・軽い筋トレなどを日常に取り入れ、首だけでなく全身の筋肉をバランスよく動かす習慣をつけましょう。
④眼精疲労
スマートフォンやパソコンの画面を長時間見続けることにより、目の筋肉が緊張して眼精疲労が生じます。
眼精疲労は首の筋肉にも影響を与え、首こりを引き起こしかねません。
目を酷使しないように、定期的に休憩を取って目の周りをマッサージすることで眼精疲労を和らげましょう。
また、20-20-20ルール(20分ごとに20秒間、20フィート=約6m先を見る)を実践することで目の疲れを軽減できるため、ぜひ取り入れてみてください。
首こりセルフチェックリスト
ここでは、首こりに関連が深い習慣や症状に関するチェックリストをご紹介します。
以下のチェックリストのうち、当てはまる項目が多い方は首こりになりやすいと言えるでしょう。
また、すでに首こりで息苦しいと悩んでいる方は、以下に当てはまる項目を改善するように意識してください。
◽︎姿勢が悪いと言われたことがある。
◽︎定期的に運動する習慣がない。
◽︎長時間同じ姿勢を保つことが多い。
◽︎枕が体に合っていない気がする。
◽︎目の疲れをよく感じる。
◽︎スマートフォンを長時間使用している。
◽︎重いカバンや荷物をよく持ち歩く。
◽︎冷え性である。
◽︎お風呂はシャワーで済ますことが多い。
◽︎ストレスや緊張を日常的に感じる。
◽︎猫背で首が前に出ている。
◽︎ストレートネックと診断されたことがある。
◽︎肩が前に出ていると言われたことがある。
◽︎床に座ることが多い生活をしている。
◽︎イスに浅く座ることが多い。
◽︎足を組む癖がある。
◽︎主にデスクワークをしている。
◽︎ノートパソコンをよく使用する。
◽︎歯を食いしばることが多い。
◽︎振り返るときに首を動かすのが辛い。
首こり解消ストレッチ
首こりを解消するためには、日常的な習慣を改善することが何よりも大切ですが、一度身についてしまった習慣を変えることはなかなかできません。
そこで、首こりの解消に効果が期待できるストレッチを3つご紹介します。
①首の側面ストレッチ
②肩甲骨引き寄せストレッチ
③胸椎ストレッチ
日常の中で無理なく続けられるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。
①首の側面ストレッチ
このストレッチは、首の側面にある筋肉を緩めることによって、首こりを改善に導きます。
長時間同じ姿勢を続けたときに行うとリフレッシュできるでしょう。
首の側面ストレッチの手順は以下の通りです。
1.椅子に座り、背筋を伸ばしリラックスする。
2.右手を左耳の上に軽く添え、首を右側に倒す。
3.左肩をリラックスさせ、軽く下に引っ張るようにする。
4.この状態を20秒キープし、反対側も同様に行う。
これを1日2〜3回繰り返すと、徐々に首こりは解消されていくでしょう。
②肩甲骨引き寄せストレッチ
肩甲骨周りの筋肉をほぐすことで、首にかかる負担を軽減し、首こりを解消します。
デスクワークの合間に行うと、姿勢改善にもつながるでしょう。
肩甲骨引き寄せストレッチの手順は以下の通りです。
1.足を肩幅に開いて立ち、体の力を抜いてリラックスする。
2.両肘を肩の高さまで持ち上げ、肩甲骨を後ろに寄せるように意識する。
3.肘を後方に引きながら肩甲骨を寄せ、10秒間キープ。
4.ゆっくりと戻し、この動作を10回繰り返す。
毎日行うことで、首周りの筋肉も柔らかくなり、血行が改善されます。
③胸椎ストレッチ
首・肩だけでなく、背骨や胸椎の柔軟性を高めることで、首の負担を減らし首こりを解消できます。
デスクワークが多い方、猫背になりがちな方におすすめです。
胸椎ストレッチの手順は以下の通りです。
1.椅子に座り、両手を膝に置く。
2.背中を丸め、みぞおちを後方に引っ張るようにする。
3.次に、胸を前に突き出し、背中を伸ばす。
4.この動作をゆっくり10回繰り返す。
背中全体の緊張が和らげば、首こりも軽減されます。
首こりで息苦しいときの対処法|まとめ
今回は、首こりで息苦しい理由や首こり解消法について詳しく解説いたしました。
首は脳と体を繋ぐ重要な部位なので、首こりによって神経伝達の働きが乱れたり、自律神経の働きが低下すると、胸が息苦しいと感じることがあります。
また、重い頭を支えているために筋肉がこり固まりやすいので、首に負担をかけるような習慣は改善しなければなりません。
首こりで息苦しいと感じる方は、日常的な習慣の見直しに加え、簡単な首こり解消ストレッチも実践してみましょう。
なお、首こりで悩んでいる方は整体へ通うのもおすすめです。
最近リラックスできていない方や、慢性的に首が凝っているなどのお悩みをお持ちの方は、プロへ依頼することも視野に入れてみましょうね。