「手足の冷えが気になっていたけど、肩も凝るようになった。」
冷え性だけでなく、同時に肩こりなどの症状もあって悩んでいるという方は多いと思います。
一見、あまり関係がなさそうに見える肩こりと冷え性ですが、どんな関係があるのでしょうか?
今回は気になる肩こりと冷え症の関係、つらい症状を解消する方法、また簡単にできるストレッチもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
【PR】NAORU整体
- AI検査に基づくカウンセリングで不調の原因を洗い出し
- 全店舗スタッフ国家資格所持で安心!
- 寄り添った接客と信頼できる技術のボキボキしない整体
登録いらずで簡単予約!
お近くのNAORU整体を探す目次
肩こりと冷え性の関係とは?
冷え性と言えば女性に多いというイメージがあるのではないでしょうか。
女性が男性よりも冷えやすい理由は、女性の方が筋肉量が少なく、筋肉の運動による発熱量や血液量が少ないためです。
またオシャレのために薄着をしたり、スタイルを良く見せるためにきつい下着を身に着けたり、ダイエットのために野菜しか食べないなどの行動も女性に多く、これらも冷えを招く原因として挙げられます。
人は冷えを感じると血管を収縮させ、熱を逃がさないようにしますが、それが血行不良につながり、さらなる冷えや体の不調を招きます。
一方、肩こりの原因は1つではなく、冷えによって血行不良が起き、血のめぐりが悪化して肩甲骨周辺の筋肉中が酸欠状態となることでも起こります。
この酸欠状態が筋肉にダメージを与えて凝りとなり、痛みとなって表れてくるのが肩こりです。
冷え性を放置するとこんな体の不調も!?
「冷えは万病のもと」と言われるほど、冷えがいろんな不調を生み出すのをご存じでしょうか?
実際に冷えが引き起こす体の不調は肩こりだけではありません。
体の冷えを感じていて同時に以下のような体の不調を感じている場合、その症状は冷えによるものかもしれません。
・腰痛
・肌荒れ
・便秘
・耳鳴り
・倦怠感
・食欲低下
・疲れやすさ
・生理不順
・むくみ
これらの他にも体温の低下により免疫力が落ち、風邪をひきやすくなったり、疲れやすくなる、また精神面ではイライラしやすくなるといった症状も出てきます。
「女性はみんな自分と同じような冷え性だから気にしない。」
「冷え性は病気じゃないから大丈夫。」
などと放置せずに、早めに対処しましょう。
なぜ体は冷えてしまうの?
冷えが良くないということはよくわかったけれど、
「自分がなぜ冷えてしまっているのかわからない。」
「思い当たる原因がないんだけど…」
という方も多いのではないでしょうか。
ここではなぜ体が冷えてしまうのかということについてお話しします。
これが私の冷えの原因かも!というものが見つかった方は、自分の生活や行動を見直してみましょう。
原因①|運動不足による筋力の低下
みなさんは毎日、どのくらいの距離を歩いているでしょうか。
車や電車での通勤、デスクワークと座っている時間が長い現代人は、血の巡りが悪くなっています。
歩かないことでふくらはぎの筋肉は衰え、下半身にたまった血液を上半身に巡らせるポンプ機能も落ちてしまいます。
運動不足を解消することは血行不良の解消につながりますので、普段からできるだけ階段を使う、時間のある時は車を使わずに歩く、などちょっとした心がけが大切です。
原因②|ストレスによる自律神経の乱れ
仕事や私生活で大きなストレスを抱えているということはありませんか?
ストレスによって自律神経の働きが乱れると血流が悪くなったり、体温調整ができなくなったり、代謝が乱れたりすることから冷えを引き起こします。
ストレスをゼロにすることは難しいかもしれませんが、好きなことを見つけたり、趣味の時間を増やすなど少しでもリフレッシュできる時間を増やすようにすると自律神経の働きが安定してきます。
原因③|姿勢の悪さによる骨盤の歪み
・足を組む癖がある・ハイヒールをよく履く
・体の重心を片方にかけて立つことが多い
・産後、歩く時に違和感を感じる
などの方は骨盤に歪みが生じている可能性がありますので要注意です。
骨盤が歪むことでリンパの流れが滞り、代謝が悪化し、その結果冷え症につながることがあります。
姿勢の悪さが気になる方や歩きづらさなど自覚症状のある方は1度、整体で骨盤矯正してもらうのも1つの手でしょう。
肩こりや冷え性を解消する方法はある?
つらい肩こりや冷え性は少しでも解消したいところですが、具体的にどんなことをしたら良いのかがわかりませんよね。
ここで紹介する解消法は簡単に毎日の生活に取り入れることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
ウォーキングやジョギングをする
運動不足の解消、特にふくらはぎの筋肉をつける運動としておすすめなのがウォーキングとジョギングです。
足に筋肉をしっかりつけることで血流改善だけでなく、基礎体温の上昇につながります。
冬は寒くて外に出るのも億劫になってしまう、という方は家の中で階段の上り下りを繰り返す運動をするのも良いでしょう。
歯磨き中や料理中といったちょっとした時間につま先立ちをするのもおすすめです。
ストレスをためない生活を心がける
ストレスを溜めない生活をしましょう!と言われてもすぐにストレスから解放されることはないですし、簡単ではありませんよね。
気持ちをリラックスさせるためには副交感神経を優位にする必要があります。
あまり難しいことはしなくても構いませんので、アロマの香りやハーブティーを楽しんだり、入浴はシャワーで済ませずに浴槽にしっかりつかったり、寝る直前のスマホ操作は避けてゆったりした気分で就寝する、などといったことを心がると良いでしょう。
冷えている部分を温める
手軽に血流の改善ができる方法としては、冷えている部位を温めるというものがあります。
蒸しタオルや貼るカイロを使えば、思い立った時に簡単に温めることができて便利です。
近年では腹巻き・レッグウォーマー・ネックウォーマーなどのファッショングッズ、その他入浴剤や湯たんぽなどが「温活グッズ」として冷え性の女性から注目を集めているので、値段や効果などを比較しながら、自分に合うグッズを探してみてはいかがでしょうか。
ストレッチで身体をほぐす
ストレッチは「運動は面倒、時間がない!」という方でも、やり方さえ覚えてしまえば自分で代謝の改善、血流改善が短時間でできるのでおすすめです。
起床時や寝る前など、毎日決めた時間にストレッチをする習慣を身につけると良いでしょう。
ストレッチによって身体をほぐすことで筋肉の硬直や緊張、凝りを解消することができますよ。
肩こりや冷え性を解消する簡単ストレッチ
肩こりや冷え性にはストレッチがいいと言われていますが、どんなものがあるのか気になりますね。
ここでは、「難しい手順がなく、簡単に覚えられる」「短時間でできる」ストレッチを厳選してご紹介します。
デスクでできる簡単!足ストレッチ
デスクワークをしていて1番気になるのが足の冷えだと思います。
仕事中でもデスクの下でこっそりできるストレッチですので、足の冷えを感じた時に試してみてくださいね。
①チェアに座った状態で片足をまっすぐ上げる
②足を上げた状態のままつま先を上下に何回も動かす
繰り返すうちに足がポカポカしてくるのを感じるでしょう。
太ももにも筋肉がつくので一石二鳥のストレッチです。
①靴を脱ぐ
②足の指をグー・チョキ・パーと動かす
足の指でチョキは難しいかもしれませんので、なんとなくで大丈夫です。
意外と疲れると思いますが、血行が良くなるので足が温まってくるのがわかりますよね。
寝る前にできる簡単!肩ストレッチ
お風呂で身体が温まった後、寝る前にするストレッチは寝つきが良くなったり、リラックス効果なども期待できます。
毎日、ストレッチの時間を確保するのは大変ですが、寝る前の習慣にすると無理なく続けることができますよ。
①ベッドに横向きに寝る
②上になっている方の腕を上げ、ぐるぐると回す
③腕が疲れてきたら今度は逆の方向を向き、同じように腕を回す
たったこれだけですが、肩甲骨の周りにある筋肉をほぐすことができ、肩こりのある方にはとても気持ちの良いストレッチです。
①ベッドの上で楽な姿勢で座る
②息を吸いながらゆっくりと肩を持ち上げる
③次は息を吐きながらゆっくりと肩を下げる
④肩が楽になるまで続ける
こちらも肩甲骨を動かしてコリをほぐすストレッチですが、これだけで肩甲骨周辺が楽になるので、ゆっくりとした呼吸でリラックスしながら行ってみてください。
肩こりと冷え性の関係|まとめ
今回は、肩こりと冷え性の関係は密接で、肩こりは冷えによる血行不良により引き起こされている可能性があるということについて紹介しました。
体が冷えてしまう原因についてもお話ししましたが、知らず知らずのうちに冷えやすい生活をしていたことに気づいた方も多いのではないでしょうか。
運動不足による筋肉量の減少・ストレス・骨盤の歪みによって血行不良になり冷えは起きますが、冷えが進行すると他にも様々な身体の不調が起きてきますので、放置しないようにしましょう。
今回紹介したような解消法を試しながら適度な運動や身体を温める生活を心がけ、冷え知らずの体を目指しましょう!