新型コロナウィルスが蔓延し始めてからおよそ3年の月日が経過しました。
ワクチン接種が進む中、ワクチン接種後の副作用で、肩こりや肩の痛みに悩まされる方も増えているようです。
このようなワクチンの副作用による肩こりや肩の痛みはどのように対処すればよいのでしょうか?
そこでこの記事では、ワクチンによる副作用で肩こりや肩の痛みに悩んでいる方に向けて、痛みの主な原因と対処方法についてまとめました。
長引く肩こりを解消したい方は是非参考にしてください。
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ワクチン接種後の肩の痛みや肩こりについて
ワクチン接種後の肩の痛みや肩こりの原因は、やはりワクチン自体を接種することが原因です。
ワクチン接種後の肩の痛みや肩こりの具体的な理由について、解説します。
ワクチン接種後の肩の痛みの原因とは?
ワクチン接種後の免疫反応による注射部位の筋肉痛や腫れは、副反応として非常に多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか?
この副反応は二の腕に接種した場合、通常ですとワクチン接種後48時間以内に肩の痛みが始まり2、3日で快方に向かう方がほとんどです。
しかし、ワクチン接種後2週間以上接種部位の痛みが続き、肩の炎症が後遺症として残るSIRVA(Shoulder Injury Related to Vaccine Administration)を発症する可能性があります。
肩の痛みや肩こりが継続する「SIRVA」
このSIRVAはワクチン接種後に起きると言われ、炎症により肩の痛みが持続する事や肩の可動域が制限される事が症状として当てはまります。
これにより、弊害として肩こりや肩甲骨まわりの疲労感・背中の痛みなどが慢性化してしまうこともあり、結果肩こりがひどくなってしまうのです。
SIRVAの原因は「不適切部位へのワクチン投与」
コロナワクチンの接種は一般的に肩へ打つ筋肉注射なため、接種後は肩の筋肉痛のような痛みが副反応として現れることが多いですが、このSIRVAの原因は不適切部位へのワクチン投与だと言われています。
接種時に本来接種するべき位置とは違う場所に打ってしまったり、腕に力が入った状態での接種や、正しい姿勢でワクチンを接種できなかったなどが原因で、筋肉や神経に炎症が起こってしまうことが原因として挙げられます。
ワクチン接種後、肩こり以外にどのような副反応がある?
2023年現在、日本で接種することができる新型コロナウイルスのワクチンでは、接種後いくつかの副反応が見られます。
また、接種するワクチンの種類によっても出やすい症状に違いがあります。
割合 | コミナティ(ファイザー社) | スパイクバックス(モデルナ社) | ヌバキソビット(武田社) |
---|---|---|---|
50%以上 | ・接種部分の痛み ・疲労 ・頭痛 |
・接種部分の痛み ・疲労 ・頭痛 ・筋肉痛 |
・接種部分の痛み ・疲労 ・頭痛 ・筋肉痛 |
10%~50% | ・筋肉痛 ・悪寒 ・関節痛 ・下痢 ・発熱 ・接種部分の腫れ |
・関節痛 ・悪寒 ・吐き気 ・リンパ節症 ・発熱 ・接種部分の腫れ ・発赤 |
・倦怠感 ・関節痛 ・吐き気 |
1%~10% | ・吐き気 | ・接種後7日以降の接種部分の痛みや腫れ | ・発熱 ・接種部分の痛み ・発赤 |
この他、極稀にアナフィラキシーが起きた事例もあります。
また、ファイザー社製もくしはモデルナ社製のワクチン接種後、極稀に心筋炎や心膜炎になったという報告もありますが、軽症の場合が多く、ワクチン接種のメリットの方が大きいと判断できるケースが多いようです。
少しでも違和感や異変を感じた場合は、かかりつけ医やワクチン接種を受けた医療機関へ受診するようにしましょう。
厚生労働省では、副反応と見られる症状が認められた際、速やかに専門的な医療機関を受診できるような体制を整えていますので、ご参考ください。
ワクチン接種後の肩こりや肩の痛みの対処方法
ワクチン接種後に肩こりや肩の痛みを感じたほとんどの方は数日で治まるようですが、その数日の間でも痛みを和らげる事が出来れば嬉しいですよね。
痛みを和らげる方法を身体の外側からと内側からの2つのアプローチにてご紹介致します。
対処方法①|患部を冷やす
ワクチン接種後に肩こりや肩の痛みを感じたら、冷やす事で一時的に痛みを軽減する事ができるため、自宅にあるアイスノン等で患部を冷やしてみましょう。
この対処方法は根本的な痛みの解決方法にはなりませんので、肩こりや肩の痛みが長く続くようでしたら病院の受診をお勧めします。
対処方法②|痛み止めを服用
ワクチン接種後の肩の痛みに対しては、医師から処方された薬以外でも市販薬で対応する事が可能です。
漢方薬である「治打撲一方」や「アセトアミノフェン」などの解熱鎮痛薬などが挙げられます。他には「イブプロフェン」「ロキソプロフェン」などの非ステロイド性抗炎症薬を準備しておくと安心です。
副作用などが気になる方はかかりつけ医に市販の薬を使用して良いか確認してから使用しましょう。
身体の炎症を抑える効果のある食べ物5選を紹介!
炎症が起こった場合、身体の外からの応急処置はもちろんですが、毎日の食生活を変える事で炎症を抑える効果も期待できます。
抗炎症作用がある主な栄養素としては、抗酸化成分・ミネラル・必須脂肪酸があげられます。
みなさんも日頃の食生活から意識して、ワクチン接種後の肩こりや方の痛み等の炎症を身体の内側から改善してみてはいかがでしょうか。
炎症を抑える効果のある食べ物①緑の葉野菜
果物や野菜には抗酸化作用のある栄養素が沢山含まれています。
例えば、ほうれん草やケールのような濃い野菜には炎症作用を抑制する「ビタミンE」を多く含んでいます。
炎症を抑える効果のある食べ物②脂肪性の魚
鮭、鯖、鰯などの魚油にはオメガ3脂肪酸が多く含まれており、オメガ3脂肪酸は炎症を軽減する働きをします。
魚が苦手な方などは、魚の油が取れるサプリで摂取することもできます。
炎症を抑える効果のある食べ物③トマトなどのナス属の野菜
トマトなどのナス属の野菜には、「リコピン」が多く含まれ、この「リコピン」は炎症の軽減効果が高いとされています。
完熟した赤いトマトを調理することによって、リコピンが増すといった研究レポートも2012年に発表されています。
引用:抗炎症作用のある食品15選!その成分と効果とは? | 神様の食材 (kami-shoku.com)
炎症を抑える効果のある食べ物④セロリ
セロリにはビタミンやミネラルがバランス良く含まれています。
また、炎症作用を鎮めるカリウムも入っている為、ワクチン接種後に炎症が出た場合はセロリを食べるのも効果的です。
カリウムは水に溶けてしまう為、より効果的な食べ方は生のままで食べるか、スープ等にしてカリウムが溶けてしまっても栄養摂取出来る方法がお勧めです。
炎症を抑える効果のある食べ物⑤ブロッコリー
ブロッコリーは皆さんご存じの通り、栄養満点の野菜で知られていますよね。
疲労回復や美容効果も期待出来る最強の野菜ですが、セロリと同じでカリウムも豊富に含まれています。
ワクチン接種後の炎症を鎮める役目が期待できますので、ブロッコリーを食べるのもお勧めです。
肩こりや背中の疲労感は整体に通うという手も
ワクチン接種後に肩に腫れや炎症がおきたり、肩の痛みを感じたら患部を冷やしたり、痛み止めの服用をお勧めしますが、もし肩こりの症状だけの場合は整体に行って筋肉や関節をほぐして貰うことも大切です。
肩こりの症状だけの場合は整体で施術してもらうだけでも、症状が回復する可能性があります。
また、肩の痛みをかばうことで起きた背中の疲労感や首の痛みなどにも対応が可能なため、慢性的な痛みや疲れをどうにかしたいという場合に、整体に通ってみるのも良いでしょう。
以下の記事では、整体院に通うメリットについてご紹介しています。
「整体に通いたいけど効果はあるの?」と疑問の方は、是非参考にしてみてください。
コロナワクチンを接種後の肩こりの原因と対処法|まとめ
コロナワクチン接種後に肩こりや肩の痛みを感じたら、まずは上記に記載した通り患部を冷やしたり、食生活を改善する等の対策をとりましょう。
数日様子をみても肩こりや肩の痛みが改善されない場合には、整体に行って筋肉と関節をほぐすことをお勧めします。
ワクチン接種時に三角筋が損傷した事により、その部位をかばう為に周辺の筋肉と関節を普段とは違う使い方をする事があります。
それが肩こりや肩の痛みを長引かせる原因となります。
整体でかばった筋肉や関節をほぐし調整する事で、肩こりや肩の痛みが改善されるケースが多数確認されています。
もしワクチン接種後に肩こりや肩の痛みが続くようでしたら整体へ行ってみましょう。