「寒い季節になると手足が冷えて眠れない」
「日中でも寒さを感じる」
こういった「冷え症」の症状で悩む方が多くいます。
手足の末端が特に冷えやすいこの症状ですが、冷える原因を知らないと効果的な対策が難しいものです。
そこでこの記事では、冷え症の主な原因を詳しく解説します。
冷え性の改善に役立つさまざまな情報を紹介するので、是非最後まで読んでみてくださいね。
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冷え症とは、体が冷たく感じる症状が日常的に続く状態を指します。
特に手足が冷えるケースが多く、布団に入ってもカイロを使ってもなかなか手足の温度が戻らないなどで、生活の質を下げることもあるでしょう。
冷え症には、以下のような種類があります。
末端冷え症 | 手足の先が冷える |
---|---|
内臓型冷え症 | 体の内部、特にお腹が冷える |
全身型冷え症 | 全身が冷たく感じる |
上記の冷え症は、体質や生活習慣・環境など様々な要因が絡み合って発症します。
冷え症の主な原因について
冷え症を引き起こす主な原因以下の通りです。
①血行不良
②ストレスによる自律神経の乱れ
③筋肉量の不足
④偏った食生活
⑤運動不足
⑥長時間の同じ姿勢
⑦ホルモンバランスの影響
冷え症の原因を知ることは、今後の冷え性対策でとても重要ななので、1つずつ詳しく見ていきましょう。
①血行不良
冷え症の最大の原因のひとつと言われるのが血行不良です。
血液は体内で熱を運ぶ役割を果たしていますが、血行が悪くなると体の隅々まで熱が届かなくなります。
そのため、手足などの末端が冷える原因となるのです。
②ストレスによる自律神経の乱れ
自律神経は体温調節を行う重要な役割を担っていますが、ストレスや生活リズムの乱れにより自律神経のバランスが崩れると、体温調節がうまくいかなくなります。
自律神経が乱れることで体温調整がうまくいかなくなり、結果として冷え性が生じるのです。
ストレスは自律神経を乱し血管を収縮させるため、血流悪化の原因にもなります。
③筋肉量の不足
筋肉は熱を生み出す重要な器官ですが、その筋肉量が少ないと基礎代謝が低下してしまいます。
その結果熱を生み出す力が十分に出せず、体が冷えやすくなります。
男性に比べて女性の方が冷え性になりやすいのには、この筋肉量の違いが大きく影響しているのです。
④偏った食生活
偏った食生活による栄養不足や冷たい食べ物の過剰摂取は、身体の体温を下げる原因になります。
特にビタミンやミネラルが不足すると、血液の循環が悪くなるため注意してください。
また、ナス・トマト・きゅうりなどの夏が旬の食材は体が冷えやすいと言われているため、冷え性に悩んでいる方は避けるようにしましょう。
⑤運動不足
運動不足は筋肉量が減少する大きい要因です。
先ほどお伝えしたように、筋肉量が下がると基礎代謝が下がって冷え性につながるため、運動不足には注意しなければなりません。
また、基礎代謝を下げて身体の熱生産能力が低くなる他にも、日常の消費エネルギーも少なくなるため肥満にも繋がります。
⑥長時間の同姿勢
デスクワークや立ちっぱなしの仕事は身体の血行不良を招きます。
立ちっぱなしの仕事は脚に負担がかかりやすく、むくみやすくなると冷えを感じやすくなるため注意が必要です。
⑦ホルモンバランスの影響
女性の場合、月経や妊娠・更年期などでホルモンバランスが変化しやすいことが冷え症の一因となります。
女性特有の冷え症の原因には多くありますが、特に以下のようなものがあげられるでしょう。
・更年期障害
・ファッション
月経周期によって体温が変化することや、妊娠中のホルモンバランスの変化が冷え症を引き起こします。
また、更年期になるとエストロゲンの分泌量が減少し、血液循環や体温調節機能に影響を与えることが多いです。
女性男性に比べて、薄着やタイトな服装をすることが多く、これらの服装は体温を逃しやすいため、血行を悪くする原因になりかねません。
冷え症改善のポイント
冷え性の原因をご紹介しましたが、ここからは冷え症を改善するためのポイントを紹介します。
①適度な運動
②ストレス管理
③服装の見直し
④栄養バランスの取れた食事
食生活・生活習慣を変えるだけでも改善する可能性があるため、出来るものから試してみましょう。
①適度な運動
運動を日課にする事で血行促進が期待できます。
日頃からウォーキングやストレッチを取り入れて、適度な運動をとるようにしましょう。
特に筋力トレーニングは基礎代謝を高める効果があるため、運動を取り入れる際には筋トレもおすすめです。
なお、デスクワークや立ちっぱなしの仕事などで日頃から運動量が不足している人は特に運動をする事を推奨します。
ストレス管理
日頃のストレス管理は、自律神経を整えることに繋がります。
好きな音楽を聴いたり瞑想や深呼吸することで、リラックスすることができるでしょう。
また、なるべく自分の趣味を楽しめる時間を作ったり、上記で紹介したように適度な運動も取り入れるとより良いストレス解消になります。
生活習慣をしっかりただし、自律神経を整えましょう。
服装の見直し
寒い季節には重ね着や断熱効果の高い素材を使った服装を心がけましょう。
ウールやフリースなどの素材は、保温力が高く身体の体温を逃さないのでおすすめです。
また、末端が特に冷える方は、厚手の靴下や手袋などで防寒しましょう。
なお、手足が外に出ていると冷え性に繋がりやすいため、手首や足首・首元などをしっかり覆い、なるべく寒さから体を守ることが重要です。
温活の実践
半身浴や足湯を取り入れて、身体を内側から温める習慣をつけましょう。
シャワーだけで済ますのではなく、じっくりと湯船に浸かれば、血流の流れが良くなる効果が得られます。
温かいお湯に浸かることはストレス緩和にもおすすめです。
なお、生理中や生理前後の辛い症状を和らげる効果も期待できるため、積極的に取り入れてみてください。
栄養バランスの取れた食事
冷え性改善には、体を温める食材・栄養素を積極的に取り入れることが重要です。
抗酸化作用で血管の健康維持や血流の流れをスムーズにする栄養素であるβカロテンやビタミンEを含む食材を摂るようにしましょう。
主に、ニンジンやアーモンド・アボカドなどが挙げられます。
また、基礎代謝を上げるために筋肉量を増やすことが必要ですが、これには鉄分を含むほうれん草や貝類のほか、タンパク質を摂取することがおすすめです。
さらにショウガは血流を促進する効果があり、加熱するとその効果がさらに高まるためなるべく炒めたり温めたりしてから食べるようにしましょう。スープや煮込み料理に取り入れると、さらに体が温まりますよ。
バランスの良い食事を意識して、冷え性を根本から改善しましょう。
冷え性の原因と改善法・日常生活で試せる予防法|まとめ
冷え症は、単なる「寒い」という感覚を超えた健康問題です。
体温調節がうまくいかず、血行不良や免疫力の低下を招くことがあります。
原因をしっかりと理解し、食事・運動・服装・生活習慣を見直すことで、冷え症を予防・改善できます。特に、体を温める習慣やストレス管理が効果的です。
日々の小さな積み重ねが大きな改善に繋がるため、是非この記事を参考に、生活習慣を見直し、健康的な体作りに役立ててください。