「朝起きたら急に腕の付け根が痛い」
「腕の付け根が重くてだるい」
皆さんは、上記のような経験ありませんか?
原因は様々ですが、スマホ・パソコンの長時間使用や運動不足など長く同じ姿勢でいたり、仕事で重いものを持つことが多いなど、日常生活の動作が原因であることがほとんどです。
この記事では、腕の付け根が痛い・腕の付け根が重くてだるい時に考えられる6つの原因、そして痛みを解消する対処法や予防法を紹介します。
腕の付け根が痛い方や重くてだるいと悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
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腕の付け根が痛い原因や病気
「急に腕の付け根が痛む…」という場合は、日常生活での行動が原因の多くを占めます。
ここでは、腕の付け根が痛い時に考えられる原因を6つ解説していきます。
腕の付け根が痛い原因|①腕が上がらない「五十肩」
五十肩は関節痛の1つで、と主に下記のような症状が当てはまります。
・腕を動かしたら肩が痛くなった
・重いものを持った時に激しい痛みが生じた
・ある日突然腕のオーバーアクションができなくなった
若い時に肩や腰を駆使するスポーツや、重い荷物を持つと仕事をしている方が五十肩になると、なかなか治りにくいといった特徴もあります。
また、五十肩は、比較的女性がなりやすい症状でもあります。
腕の付け根が痛い方は、普段から身体を意識して動かすストレッチや、運動を取り入れることで予防策になり、全身運動としてはダンスや、ヨガ・ピラティス等のエクササイズがおすすめです。
五十肩になった場合は痛みの辛い急性期は安静にし、慢性期になってから少しずつ意識をして身体を動かすようにしましょう。
腕の付け根が痛い原因|②腱板損傷
腱板(けんばん)とは、腕を上げる動作や腕を内側に回す運動をする時に重要な役割をもつ筋です。
腱板は肩峰(けんぽう)と上腕骨頭(じょうわんこっとう)に挟まれているため、外からの小さな力でも損傷しやすいです。
腱板損傷(けんばんそんしょう)は若者から高齢者まで幅広い世代に見られ、明らかな外傷によるものや、日常生活の動作の中で損傷や断裂が起きる場合があります。
症状としては、肩を動かすと痛みが出て、特に肩を上げる時に強く痛みを感じます。
また日中だけではなく夜間に痛みを伴うこともあるなど、日常生活に支障をきたす症状です。
腕を高く上げる動作を繰り返すと、上腕骨の上端と肩甲骨上部の回旋腱板の筋肉を挟み込んでしまい、炎症や腫れを起こす危険があります。腱が弱くなり断裂することがあるので、心当たりがある方は早めに整形外科などの医療機関へ受診しましょう。
腕の付け根が痛い原因|③肩腱板断裂
肩腱板断裂(かたけんばんだんれつ)は、腱板の老化外傷によって起こる症状です。
腱板の腱が断裂した状態となり、肩が動かせなかったり、動かす際に痛みが生じるほか、夜間に痛みが現れることもあります。
原因は肩の使いすぎと考えられており、外傷によるものや日常生活の中での酷使によって断裂してしまうと言われています。
腕の付け根が痛い原因|④石灰沈着性腱板炎
石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)は五十肩と症状が似ています。
しかし、石灰沈着性腱板炎は五十肩と異なり、いきなり痛みが生じることが多く、違和感を予兆として感じることがないのが大きな特徴です。
症状としては、強烈な肩関節の痛みが発症し、その後腕が思うように動かせなくなるのが特徴で、女性で更年期を迎えた40歳~60歳くらいの発症率が高いです。
女性は更年期に突入すると、ホルモンバランスが崩れて体内のカルシウム量が不足してくるので注意が必要です。
腕の付け根が痛い原因|⑤胸郭出口症候群
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)は肩に痛みや痺れの症状が現れ、胸郭出口に異常が起きる病気です。
なんらかの理由で胸郭出口を通る神経や血管が圧迫されることが原因と言われています。
上半身を頻繁に使うことによって起きることが多く、重い荷物を持つ仕事が多い人やスポーツをしている人に多くみられます。
また、前かがみで両肩が巻き込む姿勢になるスマホ首も原因のひとつになっています。
腕の付け根が痛い原因|⑥肩関節脱臼
肩関節脱臼(かたかんせつだっきゅう)はスポーツや転倒などで、肩を強打した場合に起こる脱臼です。
鎖骨と肩甲骨の間にある靭帯が断裂することによって、肩関節の一部に痛みや腫れが生じます。
脱臼に伴って骨折の原因にもなり、1度外れるとそれ以降も外れやすくなるので注意が必要です。
症状は強い痛みを感じ、わずかな動きもできなくなるなど、日常生活に大きな影響をきたします。
脱臼してしまった場合は、肘のあたりを支えて肩が動かないようにし、すみやかに整形外科、もしくは整骨院へ受診しに行きましょう。
腕の付け根の痛みの予防と対処法
上記でご紹介したように、腕の付け根は、痛いと感じる時には、すでに何かしらの病気や症状に発展しているケースが多いです。
そこで、ここでは痛くなる時に知っておきたい、自分でも出来る対処法を紹介します。
腕の付け根が痛くなる前の予防策としても効果的ですので、ぜひ参考にしてみてください。
腕の付け根の痛みの対策|①正しい姿勢を意識する
腕の付け根が痛い時は、肩に過剰な負担がかかるような悪い姿勢はもちろん、長い時間同じ姿勢をとり続けることも筋肉や関節にとって良くありません。
肩の筋肉が硬くなりやすい原因として、左右のバランスが崩れるような身体の使い方が挙げられます。体が水平を保とうとして肩に余計な負荷がかかってしまいます。
ショルダーバッグなど片方の肩に負担がかかるものは、交互に持つなどの工夫が必要です。
また、日頃からデスクワークなどで長時間同じ姿勢で座ることが多い方は、1時間に1回はお手洗いや背伸びなどで席を離れ、身体を伸ばすことを意識して生活しましょう。
腕の付け根の痛みの対策|②体を冷やさないようにする
筋肉疲労と血行障害は、肩こりや腕の付け根の痛みの最大の原因です。
肩周りの血行が悪くなると疲労物質が筋肉の中に溜まり、末梢神経を刺激して痛みや不快感が生じます。
可能であれば、毎日湯舟に浸かって筋肉を温め、肩や首の血流を良くしましょう。
他にも、蒸しタオルやカイロなどで肩周りを温めるのも効果的です。
また、肩を酷使しないように心がけることも大切です。仕事が休みの日はパソコンやスマホを触らない「デジタルデトックス」を取り入れてみたり、毎日1駅前で降りて歩いて帰るなど、続けられる程度の運動を習慣化することも効果があります。
腕の付け根の痛みの対策|③適度な運動をはじめる
運動不足は、腕の付け根の痛みが悪化する原因です。
日頃から肩を動かすなど、適度な運動やストレッチを取り入れましょう。
適度な運動により血流が促進されると、肩こりなどの症状を軽くすることができます。
・20分~30分程度のウォーキング
・1日15回のスクワット
・自宅でできる簡単ヨガ
・休日に少し遠くまでサイクリング
・水泳など
20分程度の軽いウォーキングでも、適切な歩き方を意識すれば肩凝りや痛みの予防になります。
運動が苦手な人はヨガやサイクリングなど、続けられる運動から取り入れていきましょう!継続することが何よりも大切ですよ。
腕の付け根の痛みに効果的なストレッチ2選
腕の付け根の痛みには、ストレッチが効果的です。
ストレッチは血行促進や疲れの回復、普段使わない固まった筋肉をほぐしたり、温める効果が期待できるので、付け根の痛みの予防にもなります。
ここでは、腕の付け根の痛みにおすすめの腕ストレッチを2つ紹介していきます。自宅やオフィスで簡単にできるので、ぜひ実践してみてください!
腕の付け根の痛みに効くストレッチ|①二の腕
1つ目は、二の腕の筋肉をほぐすストレッチです。
①まずは両腕を腕に上げます
↓
②片方の手で反対の肘を持ちます
↓
③持った肘を頭の方にゆっくり引っ張ります
体育の授業などでやったことのある方も多いのではないでしょうか。
二の腕は普段からよく使用する筋肉であるため、定期的なストレッチがカギになります。
呼吸をしながら伸ばすと、筋肉がより伸びやすくなるので、大きく呼吸をしながら肘を引っ張りましょう。
腕の付け根の痛みに効くストレッチ|②肩周り
2つ目は、肩周りの筋肉をほぐすストレッチです。
①身体の前で左腕を右腕の肘の内側に挟みます
↓
②そのまま右腕を外へ引っ張ります
↓
③反対も行います
ラジオ体操などでも使われているストレッチです。
腕を外に引っ張る際は、首を引っ張っている方向と逆に向けると、より効果が高まりますよ。
腕の付け根が痛い時は何科を受診すれば良い?病院に行く目安
肩の痛みが強く、寝ている時にも痛みがあるなど生活に支障をきたす場合は、1度近くの整形外科を受診してみましょう。
診療では、まずは「腕が上がるかどうか」「腕の力が入っているか」「肩を動かした際に音がするか」「肩の周りの筋肉の痺れがあるか」などを丁寧に調べてくれます。
必要があればレントゲン検査で肩の骨の様子を確認し、MRI(画像診断)で腱板に断裂があるかを診断してくれます。
そこから、保存療法や手術療法などで適切な治療を行い、症状によっては薬を処方してくれる病院もあります。
ただし、薬や注射は一次的な痛みの緩和を目的とする場合が多いため、効果が切れるとまた痛みが出るケースもあります。
レントゲンなどで異常がない場合は、画像には映らない筋肉や姿勢などが原因になっている場合もあるため腕の付け根の痛みを楽にする方法として、整体院もおすすめです。
しかし、整体院での施術は画像などの鑑別や診断ができないためまずは整形外科へ行くことをおすすめします。
腕の付け根が痛い原因は?ストレッチや対処法、何科に受診するべきか|まとめ
急に腕の付け根が痛いときの原因は、日常生活での行動や運動不足からくるものがほとんどです。
痛みが出たときに自分で改善できそうな状態であれば、まずは体を冷やさないようにして正しい姿勢を心がけましょう。
その上で仕事の合間や、休憩の時間に軽いストレッチをしたり、予防策のために時間を作って適度な運動をする意識が大切になってきます。
また、慢性的な症状は整体で施術してもらうのが有効的で、継続的に通う事で腕の付け根の痛みが改善する可能性があります。
痛みの症状が出たときにセルフケアや整体へ通うことを試してみて、どうしても痛みが治らず心配な場合は整形外科を受診してみましょう。