「日中の眠気がひどい」
「夜眠れないから日中に眠くなってしまう」
「睡眠不足が治らない」
こういった悩みから「疲れが溜まっているのかもしれない」と考える方が多いかと思いますが、実は肩こりが原因になっている可能性があるのはご存じでしょうか?
一見肩こりと睡眠の関係性は薄いと感じるかもしれませんが、実はこの2つは大きな関係性があるのです。
この記事では日中の眠気が肩こりにどう関係していくのか、合わせて日中の眠気を改善する方法やストレッチについて解説していきます。
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日中の眠気がひどい?肩こりと睡眠の関係性を解説
日中の眠気がひどい時に考えられる原因として、睡眠時間が単純に足りてないといったことが挙げられますが、どれだけ寝ても日中の眠気が酷い場合は肩こりが原因の1つとして考えられます。
日中の眠気がどう肩こりに関係していくのか、詳しくご紹介します。
脳のドーパミンが過剰に分泌されている
日中の眠気の原因として脳の誤作動によりドーパミンという脳内物質が睡眠中に過剰に分泌されていることが理由の1つと言われています。
例えば、片方の肩だけにバッグを掛けてしまう癖や寝る時にいつも同じ方向を向いて睡眠をとってしまっているといったように、「左右どちらかだけに負荷が常にかかる」ことによって「片方の体に負担がかかっている状態が正しい状態」だと脳が勘違いしてしまいます。
そうすることによって肩こりはもちろんのこと「脳に誤作動」が起こり、脳内物質のドーパミンが必要のない時間帯で過剰に分泌されてしまいます。
ドーパミンはやる気や集中力を引き出してくれる脳内物質なため、勉強中や運動中などに放出されると有益なのですが、睡眠中に脳の誤作動が起こり過剰に分泌され続けてしまうと体の筋肉が緊張してしまい、結果睡眠不足に陥り日中の眠気が激しくなってしまうのです。
肩こりで常に緊張状態になってしまう
肩こりと睡眠は関係性が薄いと思われがちですが、日々の生活で肩周りに負担が掛かり筋肉が緊張して肩こりがひどくなってしまうと、どんな時でも肩こりによる疲れや肩の緊張が続いてしまいます。
肩こりの痛みや緊張は睡眠中でも関係なく、寝ている間に肩周りの筋肉の緊張や肩こりの痛みから無意識の内にかばいながら睡眠を取ってしまうため、どれだけ寝ても日中の眠気が取れないというわけなのです。
ちゃんと睡眠を取っているのに日中の眠気が取れない時は、疲れと合わせて「肩こりが原因かもしれない」と疑うようにしましょう。
肩こり以外にも眠気の原因がある
肩こりと睡眠の関係性について解説しましたが、日中の眠気が酷いのは他にも原因があるかもしれません。
特に、知らない内に病気を抱えている可能性があるため、日中の眠気がどうしても改善しない場合は早めに病院に受診するようにしましょう。
「自律神経失調症」の可能性
肩こりに悩まされているわけでもないのに夜に眠れなくなったり、睡眠を十分に取っているはずなのに日中の眠気が取れないといった場合は「自律神経失調症」の可能性が考えられます。
自律神経失調症は不規則な生活習慣を長く続けていたり、強いストレスが常にかかっている状態に発症してしまう可能性があるもので、眠気の他に「動悸や息切れ・立ちくらみ」などの不調が起こります。
日中の眠気以外にも体調不良が起こっていると感じた場合は、自律神経失調症も疑いましょう。
「慢性疲労症候群」の可能性
「たっぷり休んでいるはずなのに眠くて疲れが取れない」といった状態や「常に体がだるい」状態が続いている場合は「慢性疲労症候群」の可能性があります。
体がだるい、疲れが取れないといった症状は日頃の生活からくる疲労だと考えてしまうことから気付くのが遅くなってしまう病気として知られています。
日常的な疲労感からくる疲れだと長い間勘違いし続け、正しい処置をせず放置してしまうことによって「うつ病」に発展してしまったり、ひどい場合は「急に体が動かなくなってしまう」といったことになりかねません。
原因がはっきりしていない疲労感が長期間続いている方は、すぐに病院へ受診しましょう。
睡眠中腕をあげていると肩こりがひどい合図
睡眠中に無意識に腕を上げて寝ている、もしくは腕を上げた方が寝る時に楽という方は肩こりがひどい傾向にあります。
というのも、寝ている間に肩のこりからくる痛みや緊張感をどうにかしようと、睡眠中に苦肉の策で腕を上げて痛みから逃れようとしているのです。
朝起きたら腕を上げてバンザイで寝ていた、といった方は肩こりがひどい合図だと思ってください。
下記の記事では、バンザイ寝について詳しく解説しているため、是非参考にしてみてください。
肩こりによる眠気を改善する方法
日中の眠気の多くは肩こりによる睡眠不足である可能性があるため、日中の眠気を改善するためには肩こりを未然に防ぐことが効果的です。
今ある肩こりを改善しつつ、体のバランスを整える生活を心がけるようにしましょう。
日頃から正しい姿勢を心がける
日中の眠気は体のバランスが崩れてしまったがゆえの脳の誤作動が原因である可能性が高いため、日頃から体のバランスを均等に保つ生活を送るようにしましょう。
例えば、左にだけずっとかけていた肩掛けバッグを右側にも均等にかけるように矯正するといった改善方法が有効的です。
また、デスクワークの方は特に肩こりがひどい傾向にあるためデスクワーク中の姿勢にも十分気を付けるようにしましょう。
特に、猫背になってしまうと肩こりが余計ひどくなってしまう原因ため、猫背気味の方は猫背の改善を先におすすめします。
猫背の直し方や、猫背になってしまう原因については記事は下記で詳しくご紹介しています。
軽い運動を心がける
肩こりによる不眠や寝不足を解決するためには、睡眠時に体がしっかりとリラックスできる状態を作り上げることが大切です。
体の大きな筋肉を動かす軽い運動を日常的に取り入れることで、リラックスさせる効果のあるセロトニンが分泌され、夜に良質な睡眠をとることができるようになります。
おすすめは日中の軽いウォーキングなどの有酸素運動で、軽い運動を取り入れることで肩こりも解消される効果があります。
質の良い睡眠を取るためにも、毎日の運動を取り入れてみてください。
湯船に浸かる
肩こりを改善するのに効果的な方法の1つとして「体の血行を良くする」ことが挙げられます。
体の血行が良くなることで肩こりだけではなく、リラックス効果やストレス解消効果、そして良質な睡眠と体の不調の改善が期待できます。
時間に余裕がある時は、積極的に湯船に浸かることをおすすめします。
肩こりを改善するストレッチを紹介!
肩こりは普段の姿勢や軽い運動、そして血行を良くすることで改善される可能性がありますが、肩周りのストレッチも平行して行うことでさらなる肩こりの改善が期待できます。
デスクワーク中にリフレッシュしたい時などにも取り入れられる簡単なストレッチを中心に紹介しているため、是非試してみてください。
肩を上げ下げするストレッチ
肩こりが改善できるストレッチとして、肩を上げ下げする運動があります。
ぐっと両肩に力を入れてから脱力した時の感覚が、スッキリとして気持ち良いストレッチです。
①両肩をぐっと上げてすくめる
②3秒ほどキープ
③両肩を脱力
④両肩の上げ下げを5セット繰り返す
肩を持ち上げるときに息を吸い、肩を下ろし脱力した時に息を吐くのがストレッチの効果を高めるポイントです。
椅子に座りながらやってみてください。
腕をクロスさせるストレッチ
次に紹介するストレッチは、運動前の準備体操としてなじみがあるストレッチです。
肩を伸ばすのに活用されるストレッチなので、気が向いた時に軽く取り入れてみてください。
①右の腕を左側へ伸ばす
②左の腕で右の腕を抱えるようにクロスする
③右の肩が伸ばしながらゆっくり引く
④左の肩の同様に行う
両腕1セットずつで十分な効果が得られますが、右肩と左肩がしっかりと伸びるのを感じながらストレッチを行いましょう。
座っていても立っていても、すぐに取り入れられるストレッチなのがメリットですね。
肩甲骨ほぐしのストレッチ
肩甲骨をほぐすストレッチが肩こりに有効的なためご紹介します。
腰が反りすぎないようにするのがポイントです。
①後ろで手を組む
②息を吸いながら肩甲骨を内側に引き寄せる
③伸ばした腕をゆっくりと体へと近づけ、息を吐く
④3セット行う
肩甲骨を内側に引き寄せている時は、両肘が近づくイメージでぐっと肩甲骨を引き寄せてみてください。
このストレッチを強くやりすぎてしまうと腕、もしくは肩を攣ってしまう可能性があるため、無理の無い程度にストレッチを行いましょう。
日中の眠気と肩こり関係性・改善ストレッチ紹介|まとめ
この記事では、日中の眠気と肩こりの関係性についてご紹介しました。
睡眠とは関係性が薄いと思われがちな肩こりですが、肩こりによるこわばりや筋肉の緊張は睡眠中にも関わらず続き、結果睡眠不足になってしまうことが原因の1つだと解説しました。
また、体のバランスが崩れ脳の誤作動が起こり日中の眠気が引き起こされている可能性もあるため、日頃から片方の肩だけに負担がかからないように意識して生活するようにしてみてください。
なお、肩こりをすぐに改善したいと思っている方は整骨院へ行くことで気持ちよくかつ楽に施術してもらうことができるためおすすめです。
肩こりを改善するストレッチや毎日の軽い運動を取り入れて、毎日スッキリとした生活を送りましょう。