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産後歩けないほど骨盤・腰が痛い原因は?対策方法や痛みの持続期間

産後歩けないほど骨盤・腰が痛い原因は?対策方法や痛みの持続期間

監修者情報

公式サイト:https://www.naorusalon.com/

若林大樹

株式会社NAORUテクノロジー代表取締役

鍼師(国家資格)
灸師(国家資格)
アスレティックトレーナー(日本スポーツ協会公認)
健康経営アドバイザー

大変な出産の時期を終え、無事に赤ちゃんが生まれてきてくれた安心と幸せでいっぱいなはずが、「何か腰のあたりがグラグラする……」と腰痛に悩んでいる方は多いです。

中にはひどい腰痛で歩くことができなくなる方も。妊娠中や妊娠前にはこのような痛みはなかったのに急な痛みで不安になるということも無理はありません。

産後の腰痛は、出産で開いた骨盤の緩み・歪みが原因である場合が多いですが、出産前・出産後と一体身体にどのような変化が起こっているのでしょうか。

当記事では、骨盤が歪む原因や痛みを解消する対策方法について紹介していきます。

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産後歩けないくらい骨盤が痛くなる原因は?

腰が痛いのは骨盤のゆるみが原因

産後、「歩けないくらい腰が痛い……」という場合、骨盤にゆるみ・歪みが生じていることが原因として考えられます

女性は妊娠や出産によって骨盤が緩みます。これは骨盤がお腹にいる赤ちゃんが外に出るための通り道となるからです。
骨盤は妊娠初期から出産までにゆっくり緩んでいきますが、出産後すぐに元に戻るわけではありません。戻るのにも同じように時間がかかるのです。

また、骨盤がゆるんだ状態のまま悪い姿勢で過ごしたり、妊娠で落ちてしまった筋肉をそのままにしておくと骨盤が戻っている途中に痛みを感じやすくなります。

妊娠中に反り腰が腰痛の原因になることも

妊娠中、大きくなったお腹を支えるために少し後ろに反るような姿勢になる方が多いです。

通常、身体の重心はつま先6割、かかと4割と前側に重心が向いているのですが、妊娠時は逆につま先4割、かかと6割と後側に重心が変わります

重心が後ろ側になると自然と反った姿勢をキープしてしまい、反り腰になりやすくなります。また反り腰を続けることで腰への負担がさらに大きくなり、腰痛に発展することもあります。

産後に赤ちゃんを抱っこする際も腰に大きな負荷がかかるため、「腰が痛い」と感じやすくなります。

このように産後の女性の身体は、妊娠で筋肉量が低下していることもあり想像以上に弱くなっています。少しの負担で様々な問題を引き起こす可能性があるのです。

「歩けないくらい腰が痛い」という状況になる前に、旦那様や周りの方に遠慮なく助けてもらいながら産後数か月は安静に過ごすようにしましょう

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産後に骨盤が緩む・歪む原因3選

産後に骨盤がゆるむ3つの原因

産後に腰が痛くなる原因としては、骨盤のゆるみ・歪みが生じていることが挙げられます。

では、産後に骨盤がゆるんでしまう原因としては、下記の3つがあります。

①リラキシン作用
②産後の過ごし方
③筋力の低下

ここでは、産後に骨盤がゆるむ・歪んでしまう原因を1つずつ紹介します。

産後に骨盤がゆるむ原因|①リラキシン作用

妊娠中は、赤ちゃんが通る道を確保するために「リラキシン」という骨盤を緩めるホルモンが分泌されます。

一般的に、リラキシンは妊娠から2~3ヵ月後に分泌が始まると言われており、産後およそ1ヶ月くらいは分泌され続けると言われています。

リラキシン分泌中は産道を作るために骨盤が緩むメリットがある一方、普段と比べて骨格構造が崩れやすくなるリスクがあります

そのため、妊娠中は担当の先生に相談の上、整体などで骨盤が崩れないように予防し、産後1ヶ月間はできるだけ安静に過ごすことが大切です。

産後に骨盤がゆるむ原因|②産後の過ごし方

本来であれば、少なくとも産後1ヶ月程度はできるだけ横になって過ごすのがよいと言われています。

しかし近年では、共働きの夫婦が増えていたり両親と同居していなかったりするため、産後すぐに家事や育児を始める女性が多いです。

産後の骨盤がゆるんでいる状態で無理に活動すると、骨盤が歪んでしまい腰痛を引き起こしてしまいます。

本来は夫婦どちらも最低1ヶ月程度は育児休暇を取ることが理想です。難しい場合は両親や友人にサポートしてもらいながらできるだけ安静に過ごすようにしましょう。

産後に骨盤がゆるむ原因|③筋力の低下

妊娠後、出産時期が近づくほどにつれて激しい運動はもちろん、軽いエクササイズなども控えるようになるため、徐々に筋力が落ちていきます

その結果、骨盤を支える筋力も低下してしまい、骨盤に歪みが生じたり不安定な状態になるのです。

また上述したように、妊娠中は腰の反り具合にも気をつけなければいけません

お腹が大きくなるとどうしてもバランスを取るために反り腰になりがちですが、反り腰は腰に大きな負担がかかり、腰痛を悪化させる原因になるため姿勢を意識して過ごすことも大切です。

できるだけ筋力を落としたくない方は、担当の先生にやってもよい運動を聞いたうえで無理のない範囲で身体を動かしましょう。ただし、少しでも身体に異変を感じる場合は運動をやめ、先生にその旨を伝えるようにしてください。

産後歩けないくらい骨盤が痛むのはいつまで続く?

骨盤

個人差はありますが、産後緩んだ骨盤が元に戻るのは約2か月ほどかかると言われています。

歩けないくらい骨盤が痛む場合も、基本的にはその状態がずっと続くのではなく次第に痛みは引いていきます。

理由としては、産後や授乳時に分泌量が増えるオキシトシンの影響で、骨盤が元の位置に戻る作用が働くからです。

そのため、そこまで痛みが強くない方や一時的に痛むような場合は必ずしも骨盤矯正などを受ける必要はありません

しかし、歩けないほど痛む場合はできるだけ早く対処する必要があります。まずは産婦人科の先生に状況を相談した上で、近くの整体院や整骨院で身体を診てもらいましょう。

産後の腰痛を解消する対策方法4選

産後の腰痛を解消する対策

産後の歩けないくらい痛い状態になった腰は、どうすれば解消することができるのでしょうか。

ここでは、産後の腰痛を解消する対策方法として4つのポイントをご紹介していきます。

①日常の過ごし方を気をつける
②腰の歪みを解消するストレッチをする
③骨盤ベルトを使用する
④整体院などで骨盤矯正の施術を受ける

この3つの対策方法について、詳しくみていきましょう。

産後の腰痛の対策方法①日常の過ごし方を気をつける

まず自分でできる範囲の対策方法としては、「日常の過ごし方を気をつける」ということに尽きます。

家事や育児など、何気ない活動の中でも骨盤や腰に負担をかけてしまっているケースは多いです。

例えば、授乳中の座り方や赤ちゃんの抱き方なども意識してみてください
あぐらやお姉さん座りなど、床の上に直接座って授乳するのは骨盤や腰に大きな負担がかかってしまうので避けましょう。

授乳の際はできるだけ椅子やソファに座り、可能であれば授乳クッションなどを用いて行うことをおすすめします。

産後の腰痛の対策方法②腰の歪みを解消するストレッチをする

ストレッチによって、腰の歪みや痛みを解消することができます。

ストレッチ方法については、整体院の先生が投稿しているYouTubeの動画や実際にママさんが行っているストレッチを参考にしてみると良いでしょう。

ただし、産後の女性の身体は非常にデリケートです。セルフストレッチを行う前は担当の先生に許可を取り、細心の注意を払って行いましょう。

不安な方は、整体院などに通って適切な施術を受けることをおすすめします。

産後の腰痛の対策方法|③骨盤ベルトを使用する

骨盤ベルトをしている女性

骨盤ベルトは腰回りに巻くタイプのベルトで、主に産後の骨盤の位置を元に戻すサポートや腰の負担を軽減するといった効果があります。

骨盤(恥骨)の痛みを軽減する効果も期待でき、現在骨盤や腰が痛い方にもおすすめです。

骨盤ベルトは仙骨、恥骨結合、大転子を通る部分位置に付けるのが望ましく、お腹の下側になるのが正しい位置です。

仙骨:骨盤の後方中央部にある骨
恥骨結合:骨盤の前方にあり、おへその真下にある骨
大転子:足の付け根にあり、骨盤の中で1番外に出ている骨

しかし、骨盤ベルトは腹横筋の筋力が落ちてしまったり、少し動きづらくなってしまうなどのデメリットもあります。

歩けないくらい骨盤や腰に痛みがある方は使用することをおすすめしますが、そうではない方は無理に使用する必要はありません

気になるようでしたら、産婦人科の先生に腰の痛みを伝えた上で使用して良いか確認することをおすすめします。

産後の腰痛の対策方法|④整体院などで施術を受ける

産後の腰痛は骨盤のゆるみや歪みが主な原因ですので、整体院や整骨院に通って施術を受けることで痛みが軽減される場合があります。

整体院に相談する際は、単に腰痛があることを伝えるのではなく産後〇ヶ月等の詳細な情報も伝えてみましょう

骨盤矯正の他にも、肩こりや腰痛など痛みの症状に焦点を当てた施術を行っているところもあります。

産後、骨盤や腰の痛みがひどいという方は、我慢せずに整体院に相談するようにしてください。

しかし、産後は心身ともに弱っている状態のため、産後すぐに骨盤矯正を受けるのはあまりおすすめできません。整体院によっては産後すぐは施術を断られることもあります。

では、産後いつから骨盤矯正をすると成果が出やすいのでしょうか?以下の記事では産後の骨盤矯正ができる時期や成果などについてご紹介してあります。併せて参考にしてください!

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産後歩けないほど骨盤・腰が痛い原因は?対策方法や痛みの持続期間|まとめ

産後、歩けないほど腰が痛い場合、骨盤がゆるんでいることが原因として考えられます

女性の骨盤は、妊娠・出産によってどうしてもゆるんでしまうのですが、産後に悪い姿勢などで過ごしていると歪んだまま固まってしまうため注意が必要です。

できるだけ腰に負荷がかからないように過ごすこと、そしてストレッチなどをすることで腰の痛みを和らげることができるでしょう。

しかし具体的にどうすればいいかわからない、何をやっても痛みがなくならないという方は、整体院に相談することをおすすめします。

整体院であれば、痛みの原因である骨盤のゆるみ・歪みを解消してくれるだけでなく、産後の過ごし方などについても適切なアドバイスをしてくれますよ。

産後の腰の痛みで悩んでいる方は、まず最寄りの整体院を探してみてはいかがでしょうか。

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