2020年以降、緊急事態宣言の発令などで在宅ワーク・テレワークと呼ばれるものが一気に普及されたことにより、今までの働き方が変わり、大きく影響を受けた方も多いのではないでしょうか?
在宅ワークやテレワークは満員電車を避けられるなど通勤への負担が減る半面、1日中家で作業しているため
「以前より腰の痛みを感じるようになった」
「もともと腰痛ぎみだったが、悪化した」
などの声も多く見られるようになりました。
今回は、在宅・テレワークが普及した今だからこそ、日頃から出来る腰痛予防と腰痛でお悩みの方へ向けて、腰痛の対策方法をまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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腰痛となる原因は?
在宅・テレワークに限らず、長時間同じ姿勢で仕事をしていたり、重い物を持ち運んだり、身体を使った重労働をされている方も多いのではないでしょうか?
腰痛は私たちにとって身近な症状となっており、労働災害(労災)全体の中でも、腰痛はなんと4割近くを占めていますが、一言で腰痛と言っても、様々な原因が考えられるのが腰痛の厄介なところになります。
そこで、腰痛の原因となりやすいものの中から、代表的なものをいくつかご紹介いたします!
原因①|運動不足による腰痛
筋肉が衰えることで柔軟性を失い、弱った筋肉に無理な負荷がかかることから加齢や運動不足により、筋力が衰えると腰痛が起こりやすいとされています。
特に、在宅・テレワークなどでデスクワークをされている方や長距離輸送ドライバーなど、仕事で身体をあまり動かさない人は注意が必要です。
原因②|ストレスによる腰痛
腰痛はストレス起因による場合もあるとされており、「ストレスと腰痛は関係ないのでは?」と疑問に感じる人もいるかも知れませんが、実はストレスと腰痛は密接に関わっているケースがあります。
これはストレスによって脳機能に不具合が起こると椎間板や冠動脈に負荷がかかり血行不良になることで、結果的に腰痛のリスクが高まるという仕組みです。
コロナの影響で孤独感が強まった人や、人間関係のストレスを溜め込みがちな人は、自分の心と身体の状態をチェックし、不調や痛みが無いか気を配ってみてくださいね。
原因③|姿勢の悪さよる腰痛
姿勢の悪さによる腰痛は主に2種類あり、前屈みや猫背によって起こる腰痛と、腰を反った時に起こる腰痛があります。
猫背が癖になっている方は要注意で、前屈みの状態が長く続くと腰にも強く負担が掛かる事が分かっており、特に在宅・テレワークなどデスクワークの方は、パソコンと向き合って前傾姿勢になりやすいので、そのような姿勢になっていないか意識するのも大切です。
反対に、「反り腰」気味の人は背中を反ったときに腰痛が起こりやすいため気を付けましょう。
ヒールを履いた時や、赤ちゃんを抱っこする時などに反り腰の姿勢になりやすく、さらに腹筋が弱ったり衰えると腰痛が起こりやすいため、反り腰による腰痛は女性や高齢者の方に多いとされています。
腰痛にならないための予防は?
腰痛は私たちにとって身近な症状のため、日頃からケアしてしっかり予防をしておきたいところですよね。
ここでは、手軽に出来る腰痛予防策をいくつかご紹介いたします!
予防①|運動を行う
腰痛は筋肉(腹筋や背筋など)が硬くなったり衰えてしまい、柔軟性や身体を支える力を失ったことで起こりやすくなるため、日頃から意識して鍛えておくことが重要となります。
ご自身の体力に合わせて無理のないペースでストレッチ・散歩・ジョギング・ヨガなどを取り入れ、習慣付けすることが大切です。
ただしストレッチに関しては、腰痛の箇所によって痛みを悪化させてしまう場合もあるため、無理なストレッチは厳禁となります。
普段の生活習慣の中で「最近運動してないな」「日頃から運動不足だな」と自覚されている方は、無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。
腰痛に良いと言われている「ヨガ」の詳しい改善効果や美容効果については、下記の記事で詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。

予防②|腰痛対策グッズを使う
腰に負担のかかる体勢になるのを防ぐために、腰痛対策グッズの力を借りるのも1つの手になります。
・背もたれ用クッション
・自分に合った椅子
・腰痛対策用のベルト
上記のように様々な腰痛対策のグッズがあり、他にも在宅・テレワークの方はパソコンスタンドを使用して、姿勢が前のめりにならないように工夫するのも腰痛対策になります。
近年、数多くの腰痛対策グッズが出回っており、これらを活用することで自然と正しい姿勢に導いてくれる効果が期待できるので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
予防③|ストレスを発散する
ストレスが原因で腰痛を始め、様々な身体の不調を発生させてしまうことがあるので、日頃からストレスを溜め込まないようにしたいですよね。
・適度な運動を行う
・仲の良い人と話す
・入浴する
・睡眠時間をたっぷり取る
・自然と触れ合う
上記のように、自分に合ったリラックス方法を確立しておくと、強いストレス耐性を持つ事が出来るので、日々のストレスはなるべく溜め込まず、可能な限り発散させるようにしましょう!
腰痛になってしまった時の対策方法は?
例え腰痛にならない様に気を付けていたとしても、腰痛が悪化してしまったり、痛みが長引いてしまうケースもありますよね。
ここでは腰痛にお悩みの方へ、腰痛の対策方法をお伝えします。
対策①|正しい姿勢を身に着ける
痛みを少しでも和らげ、今以上に腰痛を悪化させないためには正しい姿勢を身に着けることが大切です。
例えば、在宅・テレワークなどデスクワークをする時には椅子に深く座り、坐骨(骨盤)を立たせ、体重が均等にかかるようにするなど正しい座り方を意識することも対策の1つになります。
お尻を座面の前の方に滑らせる座り方や、前のめりの前傾姿勢、脚を組むなどは腰痛の原因になるため絶対にNGです。
ついつい楽な姿勢を取ってしまいがちですが、「楽な姿勢」と「正しい姿勢」は異なるので注意しましょう!
対策②|整体院に通う
慢性的な腰痛には、やはり専門のプロに診てもらうのが1番となります。
整体院の施術は身体に蓄積された歪みを正し、痛みを根本から改善することが期待できるため、専門の方に診てもらう事で、原因が特定できる場合もあるかも知れません。
「整体院」と似たところに「整骨院」がありますが、整体院は腰痛や肩こりなどの症状に効き、整骨院は脱臼や打撲などの症状に効くなど施術方法や得意分野が大きく異なるため、身体の症状に合わせて院を選ぶようにしましょう。
「腰痛が長引いている」と感じる方は、ぜひお近くの整体院を探してみてはいかがでしょうか?
整体で期待できる効果や最適な通院頻度については、下記の記事で詳しくご紹介しています。こちらの記事も合わせてご覧ください。

在宅・テレワーク時の腰痛対策とは?腰痛の原因と対策 | まとめ
腰痛は、日々の生活習慣によって悪化してしまう可能性のある、とても身近な症状になります。
☑腰痛の原因は様々であり、痛みの箇所によって対処法が違う
☑腰痛の予防には日々のセルフケアが大切
☑痛みが長引くようなら整体院へ
もちろん日頃からのセルフケアも大切ですが、症状が長引くようなら1度専門家やプロに診てもらった方がよいかも知れません。
普段から意識して腰痛予防をしつつ、痛みが続くようなら整体院などをご利用されてはいかがでしょうか?