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かかとが痛い?足底腱膜炎を改善するマッサージ方法とかかとの足つぼ

かかとが痛い?足底腱膜炎を改善するマッサージ方法とかかとの足つぼ

皆さんはかかとのマッサージをしていて痛いと感じたことはありますか?

かかとには全身のツボが集まっており、マッサージをする場所で身体のどこの部位が不調かを知ることができます。

当記事では、かかとの痛みから推測される身体の不調箇所から、かかとマッサージのやり方、マッサージ時の注意点について解説しています。かかとの痛みでお困りの方はぜひ最後まで読んでみてください。

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かかとの痛みから推測できる身体の不調

かかと

足裏のマッサージをしていて「かかとが痛い」と感じている方も多いのではないでしょうか。

かかとが痛む場所によって、身体のどこが不調なのかを把握することができます。

ここでは、かかとを「前側」「後ろ側」「中心」の3つに分けて、どのようなツボなのか、そして痛む場合は身体のどこが不調であると考えられるのかについて解説していきます。

かかとの前側が痛む場合

かかとの中心部分から少し前側が痛む場合は、生殖器に不調があるかもしれません

女性の場合は、生理痛や生理不順、男性の場合は男性ホルモン分泌量の変化などが推測でき、体調が優れないなどの症状が見られることもあります。

また、かかとの前側と近いところには、「失眠穴」という足ツボがあり、気分を穏やかにして質の良い睡眠へと誘う効果があります。

失眠穴

失眠穴の足ツボを押すことでイライラを抑えてリラックスした状態になるため、特に生理中の女性などに効果的です。

ただし、この足ツボは押すことで眠気を誘うため、日中のタイミングではなく夜寝る前などに押すことをおすすめします。

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かかとの後ろ側が痛む場合

かかとの後ろ側、つまりアキレス腱側が痛む場合はお尻に不調があるかもしれません

この部分には痔に関するツボがあり、痛みが発生することでお尻周りの血流が悪くなっている、筋肉が凝っていることで骨盤などに歪みが生じているなどが推測できます。

デスクワークなどでお尻に負荷をかけている方はかかとの端が痛むことがありますので、この部分を中心にマッサージを行うことや整体院などで骨盤の歪みを解消することをおすすめします。

かかとの中心が痛む場合

かかとの中心が痛む場合は、坐骨神経に不調があるかもしれません

坐骨神経とは、骨盤から下半身まで続く末梢神経のことであり、坐骨神経痛になると下半身にしびれや痛みを感じることがあります。

坐骨神経痛は見分けることが難しいですが、放っておくと歩くこともできなくなるほど下半身に影響を及ぼすこともあるため、かかとの中心の痛みや下半身に違和感がある方は早急に整形外科を受診しましょう。

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かかとが痛い原因は足底腱膜炎?

足底腱膜炎

足底腱膜炎(そくていけんまくえん)とは、画像のようにかかと周辺に炎症が起きることで小さな断裂を繰り返し、痛みなどが出る症状です。

足底腱膜炎になってしまうと歩いている時や階段の上り下りの動作などでかかとに痛みを感じ、歩いている動作などがない時は痛みが出ないこともあります。

放っておくと、かかとの骨に骨棘(こつきょく)という突起ができ、強い痛みを感じることがあるため痛みがある方は整形外科などで詳しく状態を見てもらいましょう。

足底腱膜炎の原因

足底腱膜炎の原因としては「長距離のランニング」「足に合っていないシューズでのトレーニング」「足の筋力低下」などが挙げられます。

アスリートの方や普段から足の筋肉を使う仕事などをしている方に良く見られます。

足底腱膜炎はそのままにしておくとさらに痛みが強くなることも考えられるため、かかと周辺にいつもとは違い違和感や痛みなどが生じた場合はトレーニングなどを止め、足を休ませてあげましょう

足底腱膜の緊張を無くすために、マッサージや整体施術などを受けることもおすすめです。

正しいかかとマッサージの仕方

マッサージ

かかとをマッサージして痛い箇所と痛い理由については上記で解説しましたが、マッサージをする時の正しい方法をここからを紹介していきます。

上記で紹介した箇所別のマッサージ方法も紹介するため、上記の3箇所が痛いという方はぜひ試してみてください。

【スタンダード】かかとマッサージのやり方

まずはどんなマッサージをする時もした方が良いおすすめのマッサージの方法を以下にまとめました。

①マッサージの前に清潔にする
②アイテムを使いたい方は用意をする
③指の腹やアイテムで3~5秒かけて押す
④さらに刺激が欲しい方は円状に刺激をする
⑤③を10回繰り返す
⑥マッサージが終わった後は水分を摂る
⑦なるべく毎日続ける

マッサージは寝る前に行う人が比較的多いため清潔であることが多いですが、マッサージの仕方にまで気を配れているでしょうか。

ゴルフボールやペン先でマッサージするのも良いですが、手や指でマッサージすることで肌を傷つけることなく力加減を調節しながらマッサージできるため、大変おすすめです。

また力一杯マッサージするのではなく、筋肉などを痛めない程度の「少し痛いけど気持ちいい」くらいの力加減でゆっくりマッサージをして、それを10回繰り返しましょう。

最後にマッサージが終わった後には、老廃物を排出するために水分をたくさん摂取するのがおすすめです。

さらにこだわるようであれば、なるべく人肌に近い温度の飲み物を選んだり新陳代謝や排泄を促す飲み物を飲むと良いでしょう。

かかとの前側をマッサージする場合

かかとの前側をマッサージする時は、前後に動かすようにしてマッサージをするのがおすすめです。

またペン先のような物でマッサージをするのではなく、広い面を有する物を使ったマッサージを行う方が良いでしょう。

それらが難しいようであれば、椅子に座りながら握り拳で叩くようにしてマッサージするのもおすすめです。

かかとの後ろ側をマッサージする場合

かかとの後ろ側をマッサージする時は、ゴルフボールのような先の尖っていない球体の物を使ってマッサージするのがおすすめです。

ゴルフボールなどを使う場合は、ゴルフボールを支点にしてかかとで床を踏み抜くように力を入れるのがこの箇所は効果的でしょう。

もしボールのような物を用意できない方は、かかと歩きをしてみてはいかがでしょうか。

かかとの中心をマッサージする場合

かかとの中心をマッサージする時は、上記でおすすめしたゴルフボールなど先の尖っていない球体の物を踏んでマッサージするのがおすすめです。

その時にただ踏むのではなく、その箇所に合わせて刺激するようにしてみてください。また、球体の物を踏む時に滑って転ばないように気をつけましょう。

このツボは腰回りに特化したツボであるため、もし腰の痛さに左右差がある方は痛い側のかかとを重点的にマッサージすることをおすすめします。

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かかとのマッサージをする時の注意点

マッサージを受ける女性

ここまではマッサージをしてかかとが痛い理由やかかとのマッサージの仕方について述べてきましたが、ここからはマッサージをする時に気をつけて欲しいことについてまとめています。

「実はそうだったの?!」などの新しい発見もあるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

力加減

1つ目は「力加減」です。

初めはあまり力を入れなくてもある程度の痛くて気持ちいい感覚を得れていたはずが、毎日繰り返しマッサージしているうちに少しずつ力が入り過ぎてしまっているなんてことはありませんか?

その力加減がご自身の体に合っていれば問題はありませんが、もし合っていなかった場合逆に筋を痛めてしまうこともありえます。

そうなると病院に行かなければならないこともあるため、必ずご自身でマッサージをする際は無理のない力加減で行うように気をつけましょう。

妊娠中は控えよう

2つ目は「妊娠中の足ツボマッサージは控えよう」です。

女性の方は男性に比べて聞いたことがある方が多いかもしれませんが、基本的にご自身で判断して足ツボのマッサージを妊娠中に行わない方が良いと言われています。

これはかかとのマッサージだけでなく足全体のツボのマッサージをご自身ではしない方が良いです。

なぜなら足ツボマッサージをすることで、胎児だけでなく母体の臓器や器官に何らかの影響を与えてしまう可能性があるからです。

また、男性も安易に妊婦の方に足ツボマッサージしない方が良いでしょう。

もし足ツボマッサージを受けたいという方は、かかりつけ医に相談したり鍼灸院などのプロの施術を受けることをおすすめします。

食後や飲酒後にマッサージはしない方が良い

次に「食後や飲酒後にマッサージを受けない方が良い」です。

食後の満腹状態で施術を受けない方が良い理由は、消化に伴って胃に必要な血液がマッサージをすることでマッサージした箇所に血液が流れ込み、胃が消化をする本来の働きができなくなるからです。

そのため、マッサージの最低でも1時間は時間を空けてから行うようにしましょう。

ですが特に気をつけて欲しいのは飲酒後のマッサージです。

飲酒して血液中にアルコールが含まれている状態でマッサージを受けると、血流が良くなりさらに体中をアルコールを保有した血液が駆け巡ります。

そうすることでアルコールの酔いが回ってしまいさらに酔う可能性があるため、マッサージ前の飲酒はしない方が良いでしょう。

マッサージ中の激しい痛みや元から痛みがある場合は控えよう

最後に「マッサージ中の激しい痛みやマッサージ前から痛みがある場合はマッサージを控えよう」です。

あくまでもマッサージは体を改善させたり気分を落ち着かせるもののため、体を痛めつけては意味がありません。

上記ではマッサージに適している力加減について記載しましたが、その痛みとは明らかに違う激しい痛みや施術前から痛い箇所はすぐに病院に行き診察してもらうのをおすすめします。

他にも、かかとのツボを押して他の箇所に比べて異常に痛い場合はそのツボに関係している体の部位が何か支障をきたしている可能性があるため、何か異変を感じたらすぐに病院などに行くのが良いでしょう。

かかとが痛い?足底腱膜炎を改善するマッサージ方法と足ツボ|まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事では、かかとのマッサージが痛い理由やかかとの部位別の自分でいつでも簡単にできるマッサージの方法まで解説しました。

かかとのツボには腰回りや下半身を中心としたツボが多いため、日常生活で腰や下半身を酷使している方や腰痛などを持っている方は今日からでも少しずつマッサージを始めてみてください。

他にも、マッサージをするときの注意点やかかとだけでなくマッサージを行うときの正しい方法などもまとめているため、ご自身でマッサージをするときの参考にぜひしてみてはいかがでしょうか。

足の裏には全身の臓器や器官の状態が分かるツボがたくさんあるため、この記事でご紹介した以外のツボもぜひ調べてみてください。

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